軽蔑の眼

作詞・作曲:石川 杏

 

下らない思想を吐き出して

見透かしたつもりの貴方

見上げて 満たす希求

 

果てしない理想を押し付けて

馬鹿にしないで私

見下されてばかり

 

愛と称した承認 履き違えた遊戯

別れ話の余地も無いわ

愛と称した掌握 履き違えた支配

残ったのは憎しみだけ

 

消え去って 脳内から

目の前から 身体から

錆びた愛の欠片にもう用は無い

 

出て行って 脳内から

この部屋から 記憶から

私が漆黒の殺意で

腐ってしまう前に

   

 

 

 

 

 

 

 

詰らない痴情を持ち出して

見初めたはかつての貴方

見兼ねて 渡す合錠

 

止まらない悲愴を受け容れて

愚かだった

変わる筈もないのに

 

押し殺した平穏に

一体何の意味が在るのか

磨り減っていく 明日の連鎖

君臨する 裸の皇帝

媚びた眼で罪を許して

絞められた首に歓喜する猿芝居

主従の真似事はもうお仕舞いさ

これが愛だなんて

 

消え去って脳内から

目の前から身体から

この眼を取り出して

何もかも見たくないから

 

消え去って脳内から

目の前から身体から

錆びた愛の欠片にもう用は無い

 

出て行って脳内から

この部屋から記憶から

私が貴方を殺めてしまう前に

記憶の彼方へ

綺麗に染まる日が きっと

 

訪れるように