哀の唄

作詞:石川杏 作曲 : 荒井亮介

編曲 : Gilet

ねえ、私が消えてしまう前に教えて

この掌 零れ落ちていったものの名前

 

愛情 欲望 燃える夕陽  

恋情 執着 哀のブルース

貴方の記憶が駆け巡るわ どうして、どうして

 

嗄れた声 夜空に接吻を

交差できない私と貴方

壊したい 壊せない 二番目でも

 

さよなら、世界に背を向け 遠ざかる月を眺めていた

哀の唄 沈む夜 私の声は届いた?

 

もう、貴方の答は分かってる

この淀んだ水辺に哀の唄を馳せても

 

償い 裏切り 細い指先

恍惚 罪悪 淡い夏の日

私の記憶は消えないのに どうして、どうして

 

嗄れた声 夜空に接吻を

交差できない私と貴方

壊したい 壊せない 二番目でも

 

さよなら、貴方に背を向け

滲んでいく月に祈っていた

泡に消えゆく身体 私の唄を忘れないで

 

燃え尽きた一瞬に焼け焦げていく遠い日々

貴方が求めた代償と私に広がる終わりのない虚無

正反対の場所で生まれた哀しい二つの物語は

私の死を以て完結する

そう、全ては終わらせる為に始まったお伽話

貴方は夢から目覚めれば良いだけ

見え透いた罠に落ちていた それを悦としていた

もう一度出会える日まで 

 

嗄れた声 夜空に接吻を

交差できない私と貴方

壊したい 壊せない 何番目でも

 

さよなら、世界に背を向け

遠ざかる月を眺めていた

哀の唄 沈む夜 私の唄を忘れないで